那須早苗先生の文章がもう本当によくてグッときた。
先生エッセイとか書かれませんかね。すごく読みたい。
揺らぎは命そのものだよな。
その時々の違いを楽しめたら、か。
同じものに触れ続けている人ならではの言葉だよな。
いやでも、今のこのロットの質感から閃いたものを作図して本にして、いざ編もうと後日その毛糸を買ったらまた違う質感で違う顔を見せる、となっても、それはそれでいいのか。
いや作家さん、凄いな。それを見越して作るのか全てをOKとするのか。
毛を糸にしてくださっている職人さん、そうだよな、そういう方達がいるから私達は編むことが出来るんだよね。
毛糸といってもそれこそものすごい種類と数があるから、そこに携わっている人に数といったらそれこそ物凄いことになりそう。
羊さんたちにもまあお世話になっておりまして、温かさはやはり化繊は勝てないよね、寒い場所と家に住んでから気付いた。
JAPAN WOOL、いつか編んでみたいな。
私も製造業でずっときているけど、同じ機種でも黒は柔らかいのに白はしっかりしているから折れにくくていいな、とかつい先日思ったばかり。
私達の手を離れた先は分からないしね、信用するしかない。
揺らぎにしか囲まれていないよな私たち。
常に一定だと私ら製造側はありがたいんだけど、そうもいかないのが命ですわな。
翻弄されているけどそれに活かされているのも事実というか。
ニットなぁ、店で見ると片っ端から欲しくなって困るんだよね、デザインも色もみんな良くて全部着たくなる。
でも今まで買ってきたのがあって毎冬そんなに頻繁に着ないからいつまでも新鮮で飽きないから何年も着ている。
経済を回してなくてすみませんねって感じだな。
あ、毛糸はたまに買ってます。
今日は安いパーカーの安い感じの気になる所を縫い縫いしていたら夕方になっていた。
薄暗くなってから庭の落ち葉を熊手でかいて終わり。
ちょっと編み物をしてから寝ようかな。